静岡在住、転勤族の妻(転妻)の出産待ちブログ

都内から静岡に来た転勤妻の出産待ちブログ

子無し転勤妻は想像以上に孤独!

昔から色んなところに遊びに行ったり旅行したり、

都内にいても一人の時間を過ごすことが苦ではなかった私。

 

今の主人とお付き合いしているころも

「もし彼がどこかに転勤になったら、ついて行くの?不安じゃない?」

と心配する周りの友人の様子とは逆に、

「色んなところに行けるなんて…楽しい!

私の仕事は事務職だから、自分の力ではそんな経験一生できないもんな〜ありがたいなあ」なんて考えていました。

 

もちろん、ここ静岡はとっっっても素晴らしい最高の環境

気候は温暖、海も山もあり、食べ物やお茶が美味しく、見どころ満載、人もやさしい、東京やお互いの実家からもそんなに遠くない…

一箇所目の転勤先にはぴったりの、本当に恵まれた環境だと日々感じています

 

でも、子どもがいるわけでもないので尚更…新天地で友人を作ろうにも作る機会がなく。

 

静岡へ引っ越した2週間くらいは、荷ほどきや色んな手続きに追われてバタバタしていましたが…落ち着いた昨年1月〜2月は、本当に寂しくて孤独で。

主人の帰宅は遅く、毎日22時以降が当たり前。忙しい時期は日付が変わってからの帰宅もザラでした。

誰とも会話する人がいない私は、家の中か街へお出かけして…

たま〜に美容師さんやお医者さん(どれも一から開拓し直すから初対面だけど)や、服屋の店員さんと会話する、そんなレベル。

夕飯を作って、先に一人で食べて、お風呂に入って、テレビをぼーっと眺めて…

それでもまだ帰ってこない。

ようやく帰ってきた頃には、主人はヘトヘト。

「私何のために生きてるんだろう…」なんて考えてしまう瞬間が増えてきました。

「私って、もっと一人の時間に趣味や勉強に没頭できるタイプだと思ってたのに。。。」

ダメだ、間違いなく寂しい。と。

 

とにかく働きたい!世の中に出たい!という気持ちがマックスに達した私は

手当たり次第応募して、短期の単純作業バイトをなぜか週4、週5のペースで入れることに。笑

そんなに働いたら、失業手当が大幅に減額されるとも知らずに…

 

主人の転勤というやむを得ない理由で退職したので

前職の雇用保険の失業手当が、通常設けられる「3ヶ月の受給制限期間」なしで、すぐに支給されました。

なので、受給期間中に働くとその分だけ手当の金額が減ってしまうんですね。

 

でも、その頃の私はそんなこと考えられませんでした。笑

とにかく、今!思ったタイミングで出来ることをやりたい。

本当にその一心でした。

 

その後フリーマガジン編集部の募集記事を見つけ、

今も継続して勤務させていただいています。

 

働いた日の分手当は減額されましたが、早い段階で再就職したのが良かったのと

再就職先での給料が前職の頃よりも低いと

半年後以降に「就業促進手当」というものが支給されるので、とても助かりました。

手続き可能になるのは入社から半年後以降2ヶ月間限定なので

時間もかかりますし、注意していないと過ぎてしまいます。

手続きが必要なので多少面倒に思うかもしれませんが、

こちらから名乗り出ないと知らずに終わってしまう制度なので

私のように主人の転勤により退職された方は、必ずハローワークで手続きしてくださいね。

 

今、編集として街の色々な企業さんやお店へ取材へ行くことも増え

プライベート以外でも仕事でも、

このまちの魅力をますます深く知ることができてとっても幸せです。

 

ただ、一年前一人も知り合いのいない状態の専業主婦の私は

目の前が真っ暗でした…

 

置かれた環境で、どう輝くかは自分次第。

分かってはいるんです。

結果、今は本当に良かったなと思います。

でも、あの頃は本当に本当に不安でした。

精神不安定で主人に泣いて愚痴ったり、気分転換に何度もふらっと一人で東京へ行ったりしたこともありました。

そんなとき、「俺だって大変なんだよ!」なんて言わずに

ただただ、そうだよね…と諭してくれた主人の優しさは、今でも忘れません。

 

もし、今不安で押しつぶされそうな転勤したての方がいらっしゃったら

共感し合えることで、少しでも勇気づけられればいいなと思います。